病院・薬局薬剤師で終わりたくない薬剤師~転職する薬剤師~

病院→薬局へと転職した薬剤師のブログです。転職情報や日々の節約情報などをお届けします。

薬剤師の職種~薬局薬剤師・病院薬剤師・ドラッグストア薬剤師~

こんにちは。リトリンです。

今日は薬剤師の職種について話したいと思います。

いや、薬剤師っていう職種じゃないの?というツッコミは的確です。

なので正確に言うと「薬剤師の働く場所」ですかね。

それぞれ働く場所に関して自分なりの考えなんかを交えながら書きます。

薬学生で就活を控えている方

薬剤師で転職を考えている方

将来薬剤師になりたいと考えている方

このあたりにぜひ読んでほしいものです。

書いていると非常に長くなってしまったので今回はいわゆる皆さんが考える「薬剤師」としての職種についてです。

それ以外は別の記事にします。

では以下、紹介。

(それぞれ個人的な意見も入っておりますのでご了承ください。

また、各会社、病院によって待遇などの環境は大きく違うのであくまで一般論です。)

1.薬局薬剤師

ここでいう「薬局」とは「調剤薬局」のことです。以下も調剤薬局のことを「薬局」としております。

多くの薬剤師がここに入ると思います。

一般の人は、薬局の薬剤師が何をしているのか意外と知らなかったりします。

「棚から薬を出して渡すだけなのになんでそんな時間がかかるんだ!」っていうクレームはよくあります。

では、ここで、薬局薬剤師の仕事について簡単に紹介します。

大きな流れは

「受付・入力」→「調剤」→「監査」→「服薬指導」→「薬歴記入」

です。薬局によって監査をどの段階でするかは変わることもありますが、している内容はどの薬局も一緒です。

詳しい仕事内容に関しては別の記事で紹介します。

 

では、みんなが多分知りたいことであろう

薬局薬剤師のメリット・デメリット・働きやすさ、のあたりを紹介したいと思います。

実際に働いてみて感じたことも書いていますので参考にしてください。

<メリット>

  • 薬剤師資格を使って仕事ができる。
  • 患者さんに服薬指導ができる。
  • 在宅医療に携わることができる。
  • 現場はどこも人手不足なので、資格さえあれば就職できる。
  • 職場の人間関係に悩んでも、他店異動も可能。
  • 患者さんから直接感謝されることが多い。
  • 定期的に処方箋を持ってきてくれる患者さんもいるので、経過観察しやすい。
  • 薬局単位で仕事をしているので大きな企業と違って意見を言いやすい。

<デメリット>

  • 毎日同じ作業をする。
  • 医療事故を起こさないためにミスをしないよう常に集中が必要。
  • ずっと同じ薬局にいると同じような内容の処方箋ばかりになる。
  • 患者からのクレーム対応がある。
  • 医師への疑義紹介は関係性によって大きく変わる。
  • 給料が企業のように上がるとは言えない。
  • 医療サービスだけど、小売業の面もあるので数値を気にしなければならない。
  • 薬局によって設備の差が大きい。

<働きやすさ>

  • 会社、薬局によって様々。大きな会社だとシフト制。人手が比較的あるので、残業が少ないことが多い。
  • 小さな薬局で人手が足りないと残業が多いことも。
  • 給料は管理薬剤師以上にならないと上がらないことも。

 

こんなところですね。

会社の規模、薬局の規模なんかにも左右はされますが、以上のことはどの薬局でもいえることではないでしょうか。

私自身は一社しか経験していないので、他の会社の内情はわからないですけどね。

 

やはり「薬剤師」として働ける、ということは一番大きいと思います。

直接患者さんに接するわけですから、医療に携わることができます。

今は少子高齢化、そして医薬分業も進んでいます。

現在では病院にずっと入院させておくのではなく、地域のクリニックで経過を見るという流れもあります。

地域包括ケアシステムですね。

そうすると、クリニックの処方箋を持った患者さんがやってきますね。

定期的に通院する人も多いので、患者さんの体調の変化なんかを感じることもできます。

そこを感じて、薬剤師としてアドバイスできたら、立派な薬剤師さんでしょうね。

さらに、在宅医療も進んでいます。在宅に携わりたいと考える人は薬局薬剤師になるのが良いでしょうね。

 

薬局薬剤師はほんといろんな人がいると思います。

私の知り合いにも非常に勉強熱心で尊敬できる薬剤師の方が多くいらっしゃいます。

ただ、なにも考えず、調剤して投薬して、1日を終える薬剤師もいます。

 

私個人の意見ですが、これから薬剤師は優秀な人とそうでない人で差がどんどん開いていくと思っています。

AIも進んでおり、「薬剤師は要らないんじゃないか」という声まで上がっています。

じゃあ「要らない薬剤師」にならないようにどうすればよいのか、今、動きつつあると思います。

薬剤師は過渡期にあたっています。

「要らない薬剤師」になるのか、「必要とされる薬剤師」になるのか。

これは薬剤師の動き方次第だと思います。

先ほども言いましたが、薬局単位で動いているので意見が言いやすい環境が多いと思います。(管理薬剤師の性格にもよりますが…)

私自身も、「こうしたほうが患者さんのためになるんじゃないか」「こうしたほうが仕事の効率が上がるのではないか」「こうしたほうがミスが減るのではないか」などと提案し、実行し、評価しております。

 

薬局薬剤師の将来を担っているのは今の若い世代だと思っております。

このあたりも薬局薬剤師のやりがいだと言えますね。

 

ちなみに、薬局は業界的には「医療」に分類されますが、実際は「販売業」の面も大きいです。

病院や薬局は患者が来てくれないと儲けが発生せず、廃業することになります。

なので、いかにして、患者を呼ぶか、常に考えておく必要があります。

そして、クレームを受けることもよくあります。

皆さんも、どこかのお店でクレームを言っている人を見かけたことがあるんじゃないでしょうか。

薬局も極端に広く言うと「店」です。

なので、クレームもあるわけですね。

最近ではモンスターペイシェントなんて言う言葉もあります。

その点は念頭に置いておいたほうが良いでしょう。

 

 

ちなみに世間ではよく「薬剤師は給料が高い」なんて言われることがありますが、生涯年収は低いです。調べたらわかります。

なぜこのようなことが起こっているかと言いますと

薬局薬剤師の初任給は比較的高いです。なぜなら、薬剤師手当というものがつくからです。

しかし、昇給があまりありません。長く働いたら給料がどんどん上がっていくということはないのです。

もちろん、管理薬剤師になったりエリアマネージャーになると昇給します。

でもこれは、一般企業でいう、係長、課長に昇進した、と同じようなことなのです。

同じポジションでずっと働いても給料の上り幅が一般企業よりも小さいことは、よくあります。

なので、薬局薬剤師は「給料アップ」を目指して転職するわけですね。

ちなみに地方では薬局薬剤師が不足しています。なので地方に行けば年収1000万も夢じゃないとか…

都会で働く分では年収600万いけばいいほうじゃないでしょうか。

私の年代の20代だと体感的には350~450万程度が多い気がします。これは果たして高いんでしょうか。低いんでしょうか。

年齢別の平均年収を調べればわかることですね。

30代を超えて、スキルやキャリアを積むともう少し上がるかもしれません。

 

ちなみに、現在では薬学部は6年制の学部になっています。

(4年制の学部から必要条件を満たして国家試験を受けることもできますが、ほとんどの人は6年制です。)

そして、私立薬学部の6年間の学費はいくらでしょうか。

私の学校では1000万円以上です。

資格を取るために高額な学費を払い、浪人や留年がなく卒業しても、新卒で24歳です。

4年制の大学を卒業して就職している人とは2年の差があります。

2年仕事をしていたら、後輩もでき、優秀な人はチームリーダーになる人もいるかもしれません。

 

これらのことを踏まえると果たして「薬剤師は給料が高い」と本当に言えるんでしょうかね…

 

少し話がそれました。薬局薬剤師についてまとめてみましょう。

  • 薬剤師として働くことができる。
  • 就職難易度は0に近い
  • 過渡期である今、薬剤師の将来を担うことができる。
  • 何も考えず仕事をすることもできるし、改善していこうと考えながら仕事をすることもできる。
  • 在宅医療に携わることができる。
  • クレームを受けることもある。
  • 給料は決して高いわけではない。(低いわけでもない)
  • 地方と都会では働き方が違う。(地方では人手が足りないため残業も多く、都会では逆にシフト制にして残業を減らしている。)
  • 就職する際はその会社をちゃんと調べてからにしよう!

 

 

 

2.病院薬剤師

ここでいう病院薬剤師は急性期病院、超急性期病院をイメージしています。透析メインの病院や慢性期の病院はまた別です。

 

多くの学生が「薬局と病院どっちにしよう…」と迷うと思います。

私自身もそうでした。

そして、もし悩んでいるのなら、あなたにはこういいます。

「病院に行け」

 

以下でその理由を伝えます。

 

<メリット>

  • 幅広い知識を身につけることができる。
  • 医師や看護師との距離が近い。
  • 専門性の高いスキルを習得できる。
  • カルテを見ることができる。
  • 医師や看護師からの問い合わせは結構多い。職能をフルに発揮できる。

<デメリット>

  • 給料が安い。
  • (サービス)残業が多い。
  • 病棟薬剤師でないと患者に接する機会は少ない。
  • 当直がある病院もある。
  • 就職しにくい。

<はたらきやすさ>

  • 薬剤部の人間は少ない。人間関係に悩むことも。
  • 残業が多い。給料安い。
  • とにかく日々勉強。怠けていると置いて行かれる。

 

私は新卒で病院に勤めました。その病院は大学病院ではないけど、全国でも有名なほどの病院。医療レベルも最先端。というところでした。

 

まずここに就職したことは今でも後悔はしていません。いい経験になったのは事実です。

では、なぜ「薬局と病院で迷うなら病院に行け」というのでしょうか。

答えは「病院→薬局への転職は容易だけど、薬局→病院の転職は難しい」からです。

薬局の数は全国に5万以上あるといわれています。コンビニよりも多いというのは薬学生の中では常識です。

一方、病院はどうでしょうか。しかも、薬剤師が勤務する病院というのはいわゆる「総合病院」です。

風邪をひいたときに受診するクリニックではなく、「〇〇大学病院」や「〇〇総合病院」です。

みなさんが想像する大きな病院に薬剤師はいるわけです。基本的には入院患者のための調剤をする必要があるからです。

そんな大きな病院は至る所にあるでしょうか?そんなことはないはずです。

市内に数施設。その程度でしょう。

さらに、病院の規模にもよりますが、その病院あたりの薬剤師はどれだけいるでしょうか。

地方の総合病院は200床ほどの病院で、そこにいる薬剤師は約10~20人です。

大きな基幹病院は700床ほどの病院で、そこは約50人です。

こんな人数のいる病院はそうそうありません。だいたいは10~20人ところが多い気がします。

そして、求人は病院単位がほとんどです。それに対してグループ薬局は会社単位です。

求人の出し方も異なります

病院は「欠員が出たとき」あるいは「年一回などの定期的」で採用を行っています。

対して大きな会社の薬局は「いつでも募集」です。

病院の中途採用は年齢制限があることもあります。

そして、人気病院は選考で落ちることもよくあります。

 

とにかく、病院は入りにくいです。

もちろん、不可能ではありません。あくまで、薬局と比べたら、です。

人手が足りない病院も多く存在しているので、そういったところには薬剤師免許を持っていたら入ることができるでしょう。

 

「薬局と病院で迷うくらいなら入ることが難しい病院に行け」ということですね。

ただし、以下の人は病院をお勧めしません。

  • 楽に働きたい人
  • 勉強したくない人
  • 定時で帰りたい人
  • 給料が欲しい人

これらの方は薬局かドラッグストアに行くのが良いでしょう。

病院の世界ってなぜかサービス残業を良しとするのが多いんですよね…

今でもよく雇われ医者は働きすぎ、と言われますが、薬剤師も同じです。

常に何かモチベーションがないと続けることは難しいと思います。

それが「やりがい」と言われるものですね。

 

じゃあ、あなたはいったい何を大事にしますか?

「やりがい」さえあれば、給料も待遇も低くていいですか?

もし、いいというのであれば病院はお勧めです。

薬剤師の「やりがい」、「スキル」を求めるのであれば病院ですね。

 

病院薬剤師は多忙です。多忙ということはそれだけやることがあるのです。

内服薬の調剤、注射薬の調剤、病棟業務、治験業務、DI、院内製剤、抗がん剤関連、TPN関連、麻薬管理…

これらの業務をローテーションで回している病院もあれば、それぞれのチームを構成している病院もあります。

病院に就職する際は、この点はチェックしたほうが良いでしょう。

 

現在では、病棟業務に重点を置いている病院が増えています。それだけ薬剤師が必要とされてきているのです。加算もつきますしね。

各病棟に薬剤師を配置しようとすると必然的に薬剤師の数が足りなくなりますね。

なので、先ほど言ったことと逆になるのですが、10年ほど前と比べると病院は人手不足なので就職しやすいかもしれません。

 

ちなみに「夜勤が不安」という方もいるかもしれません。

病院によって当直体制が異なるのですが、私の病院は大病院だったので、二人体制でした。

そして、明日の午前服用分の調剤をひたすらして、夜間の急患、医師看護師からの問い合わせを受けるという感じでした。

二人体制だったので交代で4時間ほどの仮眠はとれました。

当直のなにが大変かというと「困ったときに自分で解決しないといけない」ことです。

薬剤部に一人か二人しかいません。そして、二人でも相方は仮眠しています。

なので、どうにかして自力で解決しないといけないのです。

それができない人は当直は向いていないでしょうね。

このあたりもいつか記事にしたいと思います。

 

 

ちなみに賃金ですが、私が働いていた病院は割と初任給がいいところでした。

それでも年収350万ほどでした。

300~400くらいが大半なのではないでしょうか。

というわけで病院薬剤師のまとめです。

  • 薬剤師としての「やりがい」「スキル」を求めるなら病院。
  • 日々勉強する必要はある。
  • 病院によっては激務。
  • 当直がある病院も。
  • 給料は驚くほど安い。

 

3.ドラッグストア薬剤師

ここでいうドラッグストアは皆さんがよくシャンプーやトイレットペーパーを買いに行くお店のことです。

そこにも薬剤師はいます。なぜでしょう。

理由は第1類医薬品・要指導医薬品を販売するため」です。

建前はいろいろありますが、ここでは言いません。現実だけを言います。この理由につきます。

OTC医薬品(市販の医薬品)はいくつか分類わけされています。

第2類や第3類は「登録販売師」の資格を持っている人であれば販売することができます。

しかし、第1類医薬品・要指導医薬品は薬剤師でないと販売することができません。

例えばロキソニンSやリアップなんかですね。

ロキソニンSを買いに行ったのにおいていなかった!」というのはその店に薬剤師がいないからです。

薬剤師がいる店でロキソニンSを置かない理由はないです。

 

とまぁ、ドラッグストアに薬剤師が必要な理由はわかったところで、メリット・デメリットなんかを言います。

 

<メリット>

  • 初任給が高い
  • お客さんの症状を聞いてOTCを勧めることができる。
  • 薬以外にもサプリメントや栄養ドリンクなどの知識を得ることができる。
  • 知り合いに相談されやすくなる。
  • 調剤併設のドラッグストアも増えてきており、調剤に携われることも。

<デメリット>

  • 薬剤師としての仕事以外にも「レジ打ち」や「品出し」といった仕事がある。
  • 薬の専門知識が抜けていくことも
  • 医療サービスではなく「小売業」なので、売り上げが重要。クレーム対応もある。

<働きやすさ>

  • だいたいがシフト制。夜遅くまで空いている店舗も多く、帰るのが深夜になることも。
  • お店によっては従業員の社員が少なく、ほとんどアルバイトやパートといった中で働く。
  • 従業員の入れ替えは早い。

 

こんなところでしょうか。

薬学生の就職先の悩み方は「病院か薬局どっちにしよう。」→「病院は無理だから薬局かドラッグストアどっちにしよう。」

となることも多いはず。

 

最近ではドラッグストア会社も調剤事業をどんどん拡大しており、調剤併設のドラッグストアも増えてきています。

国が推進していることはドラッグストアが見事マッチしているからですね。

ドラッグストアは予防から治療までトータルでケアすることとなります。

病気にならないようにサプリメントを勧めたり、歯磨き粉を勧めたり、

もし風邪をひいたら数あるOTCの中から症状に合ったものを選んであげる。

そして、病院に行ったらその処方箋のお薬をお渡しする。

ということですね。

 

ドラッグストアでお客様から相談されることは結構あります。

なぜかというとOTC医薬品は山のようにあるからです。

風邪薬にしても何十種類とあります。

だから、どれがいいの?と聞かれることは多いです。

ドラッグストア薬剤師のやりがいはここでしょうね。

症状を聞いて、薬を勧める。まるで医者みたいなことができるわけです。

ただし、注意しないといけないのは「診断」は医師しかできません。法律で決まっています。

なので「あなたは急性咽頭炎なのでこの薬を飲みなさい」と言ってしまったら違法です。

あくまで「のどが痛いんだったらこの薬がお勧めですよ」までしか言えません。買うかどうかはお客様の判断です。

まぁでも、だいたいこう言ったら、その薬を買っていかれますけどね…(笑)

あとは「この薬とこの薬何が違うの?」という質問も多いです。

これは成分を見ながら違いを答える必要があります。薬剤師の職能の発揮ですね。

 

ただし、医療サービスと違う点は小売業ということです。

例えば「成分はこっちのほうが適しているけど、値段が二倍も違う…」となればお客様はどちらを買うでしょうか。

そして、薬剤師はどちらを売ればよいのでしょうか。

こういったジレンマがつきまとってきます。

業績は売上で見られます。お客様の相談に乗った回数ではありません。

もちろん、相談に応じることでリピーターになっていただき、売り上げアップにもつながることもあります。

薬局でも伝えましたが、ドラッグストアは「小売業」なのでクレームは薬局と同じくらいか、多いと思っているほうが良いでしょう。

 

また、薬剤師の仕事がこれだけだったらいいんですが、そうは問屋が卸しません。

相談なんて一日に数回です。そのためだけに薬剤師が立っているだけだと無駄です。

なので、それ以外は「レジ打ち」や「品出し」といった無資格者がしていることもやります。

他には「ポップ作り」なんかもありますね。

あとはドラッグストアで働く人はアルバイトやパートであることが多いです。

なので、正社員として働けば、クレーム対応は必須です。小売業のクレームは多いです。

中には正社員は二人で他は全員アルバイト…なんて店もあるかもです。

 

 

ちなみに給料は初任給が高いです。500万円以上もらえる会社もあります。

しかし、給料は徐々に上がるわけでなく、次に上がるのは店長になったとき、なんてこともあります。

店長になると600~700万ほどもらえるとか。

また、店長は薬剤師である必要はないので登録販売師がなることも多いです。

ドラッグストアは昇格すればするほど数字に厳しくなります。何度も言いますが、小売業だからですね。

 

ではドラッグストアのポイントをまとめます。

  • 患者の症状を聞いて、OTCを勧めるといったことができる。
  • 薬剤師としてではなく、無資格者がやっているような業務も多くある。
  • 正社員が少ないことがあるのでクレーム対応は率先していかないといけない。
  • 初任給は高い。でも上がりにくい。店長になるとどんと上がる。
  • あくまでも小売業。売上を強く求められる。

 

 

以上、薬局薬剤師、病院薬剤師、ドラッグストア薬剤師を紹介しましたが、いかがでしょうか。

この中のどれにしようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

 

最後に、私なりの向き不向きの紹介をして終わりにしたいと思います。

 

<薬局薬剤師に向いている人>

  • 「いわゆる薬剤師」になりたい人
  • 在宅をしたい人
  • 何も考えず仕事したい人
  • 自分でこれからの薬剤師の在り方を作っていきたいと考えている人

<薬局薬剤師に向かない人>

<病院薬剤師に向いている人>

  • 「薬剤師」としてのスキルを高めたい人
  • 専門性を身につけたい人
  • 勉強熱心な人

<病院薬剤師に向かない人>

  • 勉強したくない人
  • 残業したくない人
  • 高給料が欲しい人

<ドラッグストア薬剤師に向いている人>

  • 高給料が欲しい人
  • お客様の相談にのりたい人
  • 売り上げ目標があるとやる気が出る人

<ドラッグストア薬剤師に向いていない人>

  • 医療サービスに徹したい人
  • 薬剤師以外の仕事はしたくない人
  • 数字を求めらるのが苦手な人

 

 

では、長くなりましたが、以上です。

それぞれの職種の詳しい内容や、他の職種に関しても書ければいいなと自分で願ってます。

質問や相談は随時受け付けております。気軽にお問い合わせください。

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